周遊きっぷ(大分ゾーン)の旅
4日目:2012年9月15日(土曜日
門司(その1)

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門司(その2)に進む>

※門司には2007年10月にも訪れています
(ほぼ)同一地点で5年前に撮影した画像がある場合は、[5年前]の部分にマウスポインタを持っていくと
5年前の画像が表示されます。

9月15日の朝、小倉のホテルの窓から見えた景色。
ホテルをチェックアウトすると、小倉駅から門司港行きの普通列車に乗った。
なお、この区間では周遊きっぷのゾーン券・かえり券とも使えないのでIC乗車券を利用している。
終点・門司港駅に到着。
5年前の旅では下関から徒歩で来ているので、
列車で門司港駅に到着するのは初めて。
0哩の碑の手前には「幸福の泉」なるものができていた。
[5年前]
門司港駅舎。
国重文指定の駅舎は修復工事が始まる直前で、
駅構内では記念乗車券を販売していた。
「桟橋通り踏切」。
5年前の訪問時は鹿児島本線貨物支線として
事実上の廃線状態だったので
この踏切も機能停止していたが、
ご覧の通り通り復活。
桟橋通り踏切脇から門司港駅方面を見る。[5年前]
線路沿いに進むと、
平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線
(北九州銀行レトロライン)の起点駅
「九州鉄道記念館駅」に到着。
きっぷうりばで「トロッコ+絶景バスきっぷ」(600円)を
購入し、乗車列に並ぶ。
※「トロッコ+絶景バスきっぷ」は
門司港レトロ観光線を1往復と、
後述する「めかり絶景バス」を1周乗車できる割引きっぷ。
この日の「潮風号」1番列車(10時発)が入線。
トロッコ車両(トラ70000形)を曳くディーゼル機関車は
転回設備がないため常に両側についており、
こちらはDB102、反対側はDB101。
九州鉄道記念館駅の駅名標。
記念館そのものとの混同を避けるためか、
隣の駅である「出光美術館駅」ともども
「駅」まで記載されている。
10時発のトロッコ列車「潮風号」に乗車すること10分、
「関門海峡めかり駅」に到着。
九州鉄道記念館駅から2.1km、
門司港レトロ観光線の"終点"だが、
レールはさらに先へと続いている。
関門海峡めかり駅の駅名標。
門司港レトロ観光線のきっぷのほか、
土産物のプリンやかき氷までも販売している
関門海峡めかり駅前の「めかり総合案内所」。
関門海峡めかり駅前にある、西鉄バス「和布刈」停留所。
この停留所を始終点とする「めかり絶景バス」のほか、
戸畑渡場行きのバスも1時間1本運行されている。
関門海峡めかり駅前には無料休憩所「かんもん号」として
オハフ33系客車が静態保存されている。
関門海峡めかり駅と「めかり絶景バス」。
(車両は普通の路線バスと共通)
門司港レトロ観光列車「潮風号」と「めかり絶景バス」は
5分の接続時間で乗り換えできるダイヤを組んでいる
(九州鉄道記念館駅10時発の「潮風号」が10時10分に
関門海峡めかり駅に到着し、接続する絶景バスは
10時15分に和布刈停留所を発車、観光コースを一周して
10時40分に和布刈停留所に戻ってくると次の「潮風号」は
10時45分発である)。
なお、「潮風号」の折り返し時間も5分なので、ダイヤ上
「潮風号」の関門海峡めかり駅発車と「めかり絶景バス」の
和布刈停留所発車は同じ時間である。
オハフ33-488。
車内には飲食物を提供する店が営業しており、
土産物も販売している。
EF30形電気機関車の1号機。
EF30形は直流の山陽本線と交流の鹿児島本線を
直通できるように交直両用とした関門トンネル専用の
電気機関車。
この1号機は試作車として昭和35年に製造された。
EF30-1、オハフ33-488と関門海峡めかり駅(右奥)。 ズームで撮影した関門海峡めかり駅構内。
手前に2.1キロポスト、中央奥には小さく
2.2キロポストが見える。
和布刈トンネルの和布刈方坑口。 門司港レトロ観光線の2キロポスト。
EF30と関門海峡。
奥に見えるタンクは丸紅エネックス門司ターミナル。
関門海峡の向こう側、山口県下関市の火の山。
10時45分発の「めかり絶景バス」に乗車。
「めかり絶景バス」は関門トンネル人道口・和布刈公園前・
和布刈公園山頂・めかり第二展望台を所要25分で経由し
和布刈停留所に戻る(最終便のみ和布刈に戻った後
山頂・展望台には向かわず門司港駅前行きとなる)。
なお、訪問当時、和布刈公園山頂停留所は工事のため
停車しなかった。
バス車内から撮影した関門海峡。
満珠島・干珠島が小さく見えている。
めかり第二展望台では10分間途中下車して展望台からの絶景を楽しむことができる。
展望台から見た関門海峡と関門橋。
陶板で造られた「源平壇之浦合戦絵巻」。
中央付近には安徳天皇と二位尼が乗る御座船、
入水した建礼門院が描かれている。
右側には八艘跳びをする源義経やいるか、
御座船に擬装した平家方の唐船が描かれている。

10分経ってバスに再乗車し、和布刈停留所へ戻った。

(その2に続く)


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