ウィークエンドパスの旅2010
福島

2010年5月8日〜9日


[猪苗代二本松1/2福島丸森白石1/2]


福島駅には20時31分に到着。
今夜の宿「ホテルサンルート福島」に直行し、旅装を解いてから遅めの夕食をとりに行った。

翌朝、ホテルの部屋の窓から安達太良山を見る。
5時30分にホテルをチェックアウト。
朝早くに向かったところは・・・
土塁があって・・・
当時のものか分からないが石垣も一部ある・・・
ここは福島城跡、
現在は福島県庁となっている場所である。
この土塁は西門の南側にあたる。
すぐそばには阿武隈川が流れている。
右側の画像に写る橋は天神橋。
城跡(県庁敷地)内には福島県出身の第11代衆議院議長・
河野広中の銅像が建っていた。
板倉神社本殿を裏から撮影。
杉妻稲荷神社。
かつては杉妻城(福島城)の艮(東北)の守りとされていた。
明治になって郵便局建設のため現在地に移転された。
工事中だったため、不安定な足場に迂回して・・・
板倉神社の正面に出た。
その名の通り、福島藩三万石の藩主板倉氏所縁の神社。
1900年頃、ここには偕楽亭という料亭があったらしい。
所有者の死後、遺言により福島市に寄贈され集会場になったが、
老朽化のため1970年に取り壊され公園となった。
奥に見えるのは国道4号の大仏橋。
土塁の近くから出土した宝塔と、
松齢橋(大仏橋の隣に架かる福島県道308号の橋)の工事中に川底から発見された板碑。
両者とも福島城の前身である大仏城に所縁があるものとされている。
宝塔には「弘安六年癸未四月廿日」(弘安六年=西暦1283年)という日付が入っている。
宝塔や板碑が設置されているあたりは
紅葉山公園となっている。
「福島城址」の碑を入れて福島県庁を撮影。
県庁の正面口から大手門跡方面を見る。
ここからはひたすら北上。
県庁の少し北に福島城大手門跡がある。
福島市資料展示室(ふれあい歴史館)。
スケジュールの関係上、中に入ることはできなかった。
福島稲荷神社。
西側には「縣社稻荷神社」の碑が建つ。
←最上流和算4代目として
約1000人の弟子を持ったといわれている算学者
丹治明斎の記念碑。
福島ペンクラブによって建立された「ペン塚」。→
元禄五年(西暦1692年)に造営されたという
絵馬殿(旧拝殿)。
南側には真新しい「福島稲荷神社」の碑。
←明治32年建立の神楽殿。
太子堂(昭和37年建立)。→
福島稲荷神社拝殿。
境内社の古峯神社。
「長藩世良修蔵霊神」と刻まれた、
戊辰戦争時の長州藩参謀で、
慶応4年閏4月20日に仙台藩士らによって暗殺された
世良修蔵の慰霊碑。
向かって左手前にある石灯籠は品川弥二郎が、
右手前にある石灯籠は黒田清隆が
建立したものらしい。
なお、世良の墓は白石市にある。
福島駅に到着、といってもJRの福島駅ではなく、
ビルにはさまれた、昭和の雰囲気漂う「電車のりば」。
中へ進み、右折すると改札がある。
きっぷを購入し、改札を通ると、
阿武隈急行と飯坂線が1面のホームを共用している。
阿武隈急行の富野行き列車に乗車し、丸森へ。

[猪苗代二本松1/2福島丸森白石1/2]


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