倉 吉(その2:倉吉線泰久寺橋梁跡→関金バスセンター)→山陰本線[倉吉−伯耆大山]
2泊3日鳥取県横断の旅
2014年11月1日(1日目)
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↑倉吉線泰久寺駅跡付近のストリートビュー
泰久寺橋梁跡から西に進み、さらに左折した先は・・・ 倉吉線泰久寺駅跡。
泰久寺橋梁跡方面に進むと、すぐに行き止まりになった。
橋梁跡の行き止まりから泰久寺駅跡方面を見る。 泰久寺駅跡に戻る。
別アングルから撮影。 廃線跡トレッキングツアー用に「復元」されたという駅名標。
単式のプラットホームに上がってみる。
山守方はほぼ緑色の苔に覆われている。
他サイトにある廃止前の写真を見たところ、
駅前には現役時代からビニールハウスと畑があり、
プラットホームのレールがない側は
土と芝生に覆われていたらしい。
泰久寺駅跡から先に進む。 途中、画像のような溝があるので現地を歩く際は注意。
進行方向左手が開け、眼下には県道45号が見える。 奥には30分前までいた、小鴨川右岸の築堤が見えた。
ここにも機器ボックスが残されている。 さらに歩を進めると・・・
行く先は竹林に。ここにも溝がある。 竹林へ入る前に振りかえる。
竹林に入ると、2本のレールの間に竹が3本生えていた。
倉吉線廃止から経過した約29年半で、
線路の左側にある竹ほど太くはないものの、
相当の高さまで成長していた。
「3本の竹」をかわし、竹林の廃線跡を進む。
小さな川(沢?)に架かる橋も残されている。
橋を渡った先は左にカーブしている。 橋を渡ったところで振り返る。
山守トンネルに突き当たった。扁額等がついていた跡はなさそう。ご覧の通り坑口はトタンで塞がれているが、
団体向けの廃線跡トレッキングツアーの際に限り扉から中に入ることができるらしい。
なお、レールはトンネルの少し手前で途切れている。
トンネル前から、これまで歩いてきた
倉吉線廃線跡を見る。
泰久寺駅跡まで戻り、今度は関金駅方面に進む。 線路沿いの道から反対側に行くための「勝手踏切」が
造られていた。といっても線路を通る列車はもう来ない。
泰久寺−山守間の「竹林の廃線跡」と違い、こちらは
すぐ横に道があってレールの間を歩く必然性が
ないからか、レールはだいぶ雑草に覆われている。
泰久寺駅跡方面を振り返る。
奥に見える車は測量会社のもの。
この日、泰久寺橋梁跡付近の測量を行っていた。
引き続き草に覆われた線路を歩くと、左手には・・・ この辺りの地名の由来になったと思われる大久寺。
泰久寺橋梁跡から続いた線路は、ガードレールに突き当たって途切れた。
ガードレール側から、
草に埋もれた線路を見る。
もとから設置されている2本のレールの間に
置かれたレールは、途切れた部分に
かつてあったものだろうか。
舗装道路に埋まる形で残された線路。白くなっている部分でレールが、
ガードレールで途切れた線路とは別の向きに曲げられているのは、「沿線住民」の事情によるものだろうか。
道路に埋まった線路は、県道45号から分岐してきた道との交点手前で再び途切れた。
線路の途切れた先はツートンカラーの舗装道路+草地。 同じ場所で振り返る。
緩やかな下り坂の先、県道45号沿いにある小さな建物は
泰久寺バス停の待合所。
泰久寺バス停を過ぎると、バス停脇を起点とする市道
(旧関金町道)山根幹線1号部分以外は空き地に。
下ってきた道を振り返る。 しばらく空き地を進むと、築堤が現れた。
築堤に上り、関金駅跡方面を見る。 振り返ってこれまで歩いてきた空き地を見る。
下り坂になっている築堤を進む。 途中で振り返る。
踏切跡の少し手前で、不自然な曲がり方で
進行方向左側にそれる形でレールが途切れた。
踏切跡を過ぎるとレールが復活。
しばらく進むと 丁字路に突き当たって途切れた。
柿の木のそばで振り返る。 どこにあったものかわからないが、
外されたレールが放置されていた。
レールの途切れたところと、その先にある道路。 レールの途切れたところで振り返る。
丁字路から
「せきがねふるさと農道」(南方向)を見る。
JRF印のコンテナが置かれている
県道45号との交差点には
「松河原上」バス停がある。
途切れたレールの先、東への道を進む。
倉吉線の廃線跡にあるこの道は当初、南を通る県道45号のバイパス計画の一部として造られ、
完成している区間(関金町松河原−安歩)も県道45号に指定されているが、
安歩地区などで用地買収が上手くいかず、平成12年以降計画は頓挫している。
(参考:平成23年度鳥取県監査委員公告第3号
県道45号バイパスをしばらく東に進むと
広いところに出た。
「関金3号公園」となっているこの場所がかつて関金駅のあったところ。
公園として整備されてしまったこの場所には
倉吉線の遺構もモニュメントもない。
しかし、左に見える公民館はその名も
「駅前自治公民館」。
かつての駅前通り。電柱には「駅前幹」と記されたプレートがついており、
数少ない、ここが「関金駅前」だった名残となっている。
日本交通の関金バスセンター。
"関金線"の大半の便は関金バスセンター止まりで
その先に行く便は少ない。
関金バスセンターから始発の
倉吉駅方面行きバスに乗車。
倉吉駅に戻ってきたが、
この日の活動はまだ終わらなかった。
倉吉駅から山陰本線を西へ。
伯備線と合流する伯耆大山駅に到着。
山陰本線の京都−福知山−豊岡−鳥取と
伯耆大山−出雲市は乗車済みなので、
これで今回鳥取−伯耆大山を加えて
京都−出雲市が山陰本線の乗車済み区間となった。

なお、これのために、事前に購入した往復乗車券は
倉吉まででなく伯耆大山までとしていた。
翌日(11月2日)、日の出前に
ホテルの窓から倉吉駅を撮影。
ほぼ同じアングルで日の出後に
ホテルの窓から倉吉駅を撮影。

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