円町駅別館 YenTown Station annex

中津・大分への旅
3日目・4日目


2008年11月23日日曜日勤労感謝の日

起床は普段どおりの6時。NHKのニュースを見ながら身支度をして、7時30分頃ホテルをチェックアウト。
大分駅の改札を通ると、この日最初の目的地・豊後国分寺跡へ行くため、8月に高架化された久大本線ホームへ。
高架ホームに上がると、ちょうど久留米回りの博多行き特急「ゆふDX2号」が7番のりばから発車するところだった。
「ゆふDX」を見送ると、すでに8番のりばに入線していた豊後森行き普通列車に乗車。

大分駅
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8時39分に大分駅を発車した豊後森行き普通列車は上野丘を東から回りこむと、元町石仏のあたりで地平に降りた。
しばらくは住宅地の中を進んでいたが、賀来川を渡ると田園地帯となり、8時54分に豊後国分寺跡の最寄り駅である豊後国分駅に到着した。
ここで下車し、駅を一通り撮影すると、さっそく豊後国分寺跡の中にある大分市歴史資料館に入館。
大分市歴史資料館の見学を終えると、豊後国分寺跡へ。
食堂(じきどう)講堂跡薬師堂(金堂跡)観音堂(七重の塔跡)などを見てまわって、腕時計を見るとまだ10時。
歴史資料館で特別展が開催されていたため中世以降の展示が見られなかったこともあり、約1時間で豊後国分寺跡の見学は終了。
10時15分発の大分行き普通列車で早々に次の目的地へと向かった。
久大本線豊後国分駅 大分市歴史資料館
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豊後国分寺跡
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普通列車で来た道を戻ること9分、大分駅の1つ手前・古国府駅で下車。
約2時間前に列車で横を通った上野丘に登り、史跡を巡った。
久大本線古国府駅
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金剛宝戒寺 上原館
(大友氏遺跡)
円寿寺
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円寿寺 岩屋寺石仏
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岩屋寺石仏 元町石仏
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元町石仏を見た後、元町バス停そばの踏切を渡ろうとしたところ警報機が鳴ったので、あわてて渡ってカメラを準備し、やってきた列車を撮影。
帰宅後にどの列車か調べてみると、なんと大分から豊後国分まで乗車した豊後森行き普通列車の折り返し(豊後森発大分行き)だった。
午後は日豊本線より北側の史跡巡り。
古国府→大分 大友氏館跡
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府内城跡 遊歩公園
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寝台特急「富士」惜別乗車

大分駅には発車時刻よりも1時間以上前に到着し、職場への土産物・駅弁「豊後牛めし」・飲み物などを購入。
16時に改札を通って
「富士」が入線する3番のりばへ向かう。
某サイトによると入線は16時29分らしいので、それまでは「富士」と書かれた乗車位置札みかん型の腰掛などを撮影、10分ほど前にホームの牧方先端(もちろん白い破線の内側)へ移動して入線を待つ。
しかし、16時29分になっても
「富士」のヘッドマークをつけた電気機関車の姿は見えず、1番のりばから大分止まりの特急「ソニック29号」(白いソニック)が本線を横切って留置線に入っていった。
さらに待つこと5分、ようやく赤い電気機関車ED76を先頭に
寝台特急「富士」が入線。
3番のりばに停車すると、列車の両端にはヘッドマーク・テールマークを撮影しようとする人たちが群がり、反対側のホームからもカメラが向けられた。

大分駅
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寝台特急「富士」は定刻より1分遅れの16時44分に大分駅を発車した。
1分後に「ハイケンスのセレナーデ」とともに最初の車内放送が始まったが、途中の停車駅・到着時刻の案内は別府発車後に行いますとのこと。
別府では2分遅れで発車し、改めてハイケンスとともに途中停車駅・到着時刻の案内が入った。
中山香を過ぎた辺りで車掌による検札があり、寝台券にスタンプが押される。
宇佐には定時に到着。
中津では
特急「ソニック48号」を先行させるため待避線の4番のりばに入り、8分間の停車。
しかし、
「ソニック48号」の発着が2分遅れたため「富士」も2分の遅れをもらう形となってしまった。
次の行橋でも2分の遅れを引きずったが、小倉到着時にはまたしても定時に回復。
九州最後の停車駅・門司にも定刻通り18時58分の到着となった。
門司駅では熊本発の
寝台特急「はやぶさ」との併結および機関車の交換(関門トンネル専用の機関車EF81に交換する)が行われるため、「富士」の6号車東京方には多くのギャラリーが作業を見るために集まった
側面方向幕 B寝台 日豊本線中津駅 鹿児島本線門司駅
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併結作業 トレインマーク
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併結作業と機関車の付け替えが終わり、12両編成となった寝台特急「富士・はやぶさ」は1分遅れの19時16分に門司駅を出発、19時18分に関門トンネルに入った。
4分かけて関門トンネルを通過し、19時24分に本州最初の停車駅・下関に到着。
ドアが開くと同時に、機関車の付け替え(EF81→EF66)を見る人は先頭に、うどんを買い求める人は売店に、それぞれ走っていった。
機関車の付け替えが終了し、3分遅れの19時30分に下関駅を発車すると、大分駅発車時と違う音程の「ハイケンスのセレナーデ」とともに車内放送が入る。
下関駅でJR九州の車掌からJR西日本の車掌に交代したことと、この先の停車駅・到着時刻が案内された。
九州では2度にわたり遅れを回復させた
「富士・はやぶさ」だったが、ここでは概ね2分の遅れを引きずったまま宇部新山口防府徳山と停車し、21時14分に山口県内6番目の停車駅・下松に到着。
3分遅れの21時15分に下松駅を発車した直後、「ハイケンス」とともに車内放送中断と減灯のお知らせ。
まもなく明かりが暗くなり、21時20分、光駅通過直前で車内放送は終了した。
放送中断後は柳井岩国広島と停車し、22時52分には瀬野を通過、いわゆる「セノハチ」(瀬野−八本松間の急坂)にさしかかった。
これまで幾多の客車寝台特急が「セノハチ」を行き来してきた。
この
「富士・はやぶさ」の廃止で「セノハチ」を通る客車寝台特急はなくなってしまう(当時は"電車"寝台特急で東京−広島の「サンライズゆめ」、客車列車で新大阪−博多の快速「ムーンライト九州」がそれぞれ多客時に臨時列車として残っていたが、両者ともすでに廃止されている)。
10分かけて「セノハチ」を上り切り、23時48分にこの日最後の停車駅・尾道に到着。
備後赤坂駅手前で日付は24日に変わった。
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2008年11月24日月曜日振替休日

日付変わって最初の通過駅は備後赤坂。4分後にこの日最初の停車駅・福山に到着。
加古川駅通過直後の2時3分に熊本・大分行きの下り
「はやぶさ・富士」とすれ違う。
3時48分に南草津駅で高松・出雲市行き
寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」とすれ違う。
名古屋駅発車後、寝台に戻って仮眠。目を覚ますと、すぐにはどこを走行しているのか分からなかったが、次に視認できた駅名標は「西小坂井」。もう豊橋の近くまで来ていた。
6時になって車内放送が再開され、日付と時間、この先の停車駅・到着時間の案内がされた。
続いて6号車と7号車の間で車内販売を行うとのお知らせがあり、6号車の通路には朝食を求める人たちの列ができた。
列車は放送の間に豊橋駅を通過しており、渥美半島の付け根の部分を走行中。
自分の順番が来ると、サンドイッチとコーヒーを注文。
購入して5号車に戻ると、列車は新居町駅を通過するところだった。
浜松駅を定時で発車し、天竜川を渡り終えたあたりで寝台に戻り、朝食を摂った。
食事を終えて寝台から降りると、列車は菊川→金谷間の茶畑地帯を走行中。
7時5分に朝日に輝く大井川を渡った。
このあたりはこれまでの旅で何度となく通っており、外に見える風景も何度も見たものだが、この時間帯・乗っている列車のせいだろうか、特別なものに見えた。
静岡富士沼津と停車し、8時27分にJR東海とJR東日本の境界である丹那トンネルに突入(東側の出口までがJR東海の縄張り)。
8時34分にJR東日本管内の熱海駅に到着。
神奈川県に入り、小田原駅を過ぎると線路沿いの道でカメラやカメラつき携帯電話を向ける人が多くなり、カメラを持っていない通行人も足を止めて、あと4ヶ月足らずで東海道本線では見られなくなる「最後のブルートレイン」を見送っていた。
横浜を定刻通りに到着・発車し、終着・東京まではあと20分あまり。
5号車に残っていた乗客は名残を惜しみながら降りる支度をする。
そして9時58分、
寝台特急「はやぶさ・富士」は大きなトラブルもなく東京駅10番線に定刻で到着
下関から12両の客車を引っ張ってきた電気機関車EF66はすぐに切り離され、9番線での機回し後、1号車に連結された。
その後は田町の車両基地まで客車を引っ張っていったと思われるが、それを見ることなく東京駅9・10番線ホームを後にした。

大井川 湯河原→真鶴 根府川→早川 東京駅
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